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ページ (ISBN : 4167651092) ¥ 円 ダライ・ラマ14世の生い立ち・願い・苦悩。観音菩薩の生まれ変わりとされてきたダライ・ラマの人としての一面。
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チベット北部の小さな農家の9人目の子供に生まれてきた、ラモ・ドンドゥプ(ダライ・ラマ14世の幼名)は、3歳の時にダライ・ラマの化身を見つけるためにチベットの政府が派遣した捜索隊により「ダライ・ラマ13世の転生」と認定される。
その後、1940年の冬に「ポタラ宮殿」に移り、ダライ・ラマとしての本格的な教育を受け始めた。ただし、教育の時間以外はその年齢の子供らしく活発に遊んで過ごしたらしい。
功績としては、中国に抑圧されてチベットに、「チベット亡命政府」を樹立し、高度な自治権の存在を訴え続けている。また、世界各国をたびたび訪れ、仏教の智慧に関する講演などを行なっており、こうした活動は高く評価され1989年にはノーベル平和賞を受賞している。
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