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ページ (ISBN : 4532165571) ¥ 円 現役時代に数々のタイトルを獲得し、監督としても論理的な戦略で実績を上げた名野球人「野村克也」の自伝。
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幼い頃に父が亡くなってからは、周囲は裕福な家庭が多い一方、野村の家は貧しく劣等感にさいなまれたという。母は病弱でガンも患うが、小学校1年から兄とともに毎日新聞配達をし、父の戦友の助けもあって何とか生活した。貧乏な生活から脱却したいとの思いから、将来は歌手になろうとコーラス部に所属したり、俳優になろうと映画館通いをしていた。
中学卒業後は働くように母から言われるが、兄が大学受験を断念する等の 取り計らいにより京都府立峰山高等学校に進学する。母に内緒で野球部に入部し、ばれて退部するよう言われるが、顧問の取り計らいにより続けさせてもらう。貧しくバットも買えないため、海水を一升瓶に入れて持ち帰り素振りをしていたという。野球部は大変弱く野村も全くの無名選手だった。
1954年南海ホークスに契約金0のテスト生として入団。
1965年には戦後初めての三冠王に輝く。
その後、ロッテオリオンズ、西武ライオンズで活躍し、現役時代には歴代1位記録を含む数々のタイトルを獲得し、NPB界で最も著名な野球人の一人である。
引退後はヤクルトスワローズ、阪神タイガース、社会人野球のシダックス野球部監督を務めた。現在は東北楽天ゴールデンイーグルスの監督。
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