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ページ (ISBN : 4894560062) ¥ 円 45歳10ヶ月で世界王座に返り咲いた奇跡の男「ジョージ・フォアマン」の愛に溢れる自伝。
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メキシコ五輪で金メダルを獲得後、鳴り物入りでプロデビューしたフォアマンは「象をも倒す」と言われた脅威のパンチ力で強豪を次々と打ち倒していき、1973年に「統一世界ヘビー級チャンピオン」となる。
無敗のままチャンピオンになったフォアマンは、初防衛戦・2度目の防衛戦と順調に勝ち続けるのだが、3度目の防衛戦で「モハメド・アリ」に8回KO負けを期することになる。
挫折知らずだったフォアマンが受けた傷は思いのほか深く、1977年に引退し、宣教師としての生活を送る。
しかし、10年後の1987年にまさかのカムバック発表。見るからに体力の衰えを感じさせる彼に対し、ファンの反応は賞賛よりも嘲笑が上回っていた。
大方の予想を覆し、復帰後のフォアマンは「クロスアームディフェンス」を巧みに用いた試合運びにより、連戦連勝!復帰後3度目のチャンピオン戦でとうとう「史上最年長世界ヘビー級チャンピオン」となる。フォアマン45歳10ヶ月の出来事である。
この挑戦がフォアマンをフォアマンたらしめ、ボクシング界を代表する世界的なスーパースターとしての名を確固たるものとしている。
ちなみに稼いだファイトマネーは慈善事業に惜しみなく投じられ、宣教師として愛と平和を説き、恵まれない子供たちにボクシングを教えている。
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